子ども脱被ばく裁判第3回控訴審期日の焦点〜弁護団より
今回は、前回積み残した行政の裁量論について主張します。原判決が、私たちが問題とした国や県の行為について、すべて行政の裁量の範囲内と是認したことに対する強力な批判を内容とします。
次に、私たちが行政訴訟において国家賠償請求訴訟を追加したことについて、被告基礎自治体からは違法であるとの意見が出ていますが、これに対し、適法である旨の反論をします。
更に、現在の放射性物質の規制内容がしきい値のない他の毒物について定められている環境基準と350倍から7000倍の乖離があることについて、主張を補充します。裁判所がこれらの主張を正面から受け止めてくれることを期待します。また、控訴人の意見陳述も準備してます。
弁護団長 井戸謙一
子ども脱被ばく裁判第3回控訴審口頭弁論期日プログラム
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