私たちは呆れ果てても諦めない!〜子ども脱被ばく裁判最後の最高裁行動
子ども脱被ばく裁判を支援してくださるみなさま、
2024年12月26日、子ども脱被ばく裁判単独としては最後の最高裁抗議行動でした。緊急の呼びかけにもかかわらず、各地から支援者が駆けつけ、初めての参加の方もいらっしゃいました。ご参加、ありがとうございました。詳しくは水戸さんの報告をご覧ください。
ハガキに綴られたメッセージはどれもほんとうに内部被ばくの問題や司法の堕落振りなど核心を突き、子ども脱被ばく裁判への愛情が溢れていました。7.29に提出した502通、9.26に提出した511通に加え、今回提出したハガキは342通。合計1355通は「絶対保管庫にしまうな!必ず裁判官も職員も読んで怒りを受けとめてほしい!」と要求しました。
来年2月初旬に東京にて、棄却に対する抗議と子ども脱被ばく裁判の歩みの総括となる集会を開きます。追ってご連絡しますので、ご参集ください。
水戸喜世子さんFacebookより
最高裁の仕事納めは明日だそうだ。今日は、元はと言えば、最高裁に公正な判断を期待する支援者手書きのハガキを届け、事務当局との面談をする予定だった。それが、突然「棄却」決定、つまり門前払いの通知が第二小法廷から届いたのである。急遽、要請行動は、抗議行動となり、全国からのハガキも、抗議一色となった。
予め連絡をしてあったので、担当の職員が西門(裏口)に立って、原告団長が怒りに震えながら読み上げる抗議文とハガキを受け取った。ついで今夏、ヒューマンチェーンで最高裁を取り囲んだ6.17実行委からも怒りの抗議文が読み上げられた。
あらためて正門に移動して、判事室に向けて、全参加者が一人一人マイクを握り、抗議のアッピールを行った。
・国民の命と安全を守るのが最高裁の役割ではないのか
・国民と同じ目線に立ってこそ正しい判断ができる。こんな立派な建物に居座っている限り真実は見えない
・本来の仕事をしていない。真実を見逃すことは犯罪である
・ヒューマンチェンで二重三重に最高裁を取り囲もう。
・憲法で国民は最高裁判事の適性を審査する国民審査の権利を持っていて、罷免する権利を与えられている。最高裁判事をチェックすることは国民の権利と義務。その権利を行使しよう
・最後に片岡輝美代表は、これまで10年の闘いを踏まえ、こども裁判の一つ一つの問いかけが、国の根幹に関わるゆえに、棄却する他なかったのではないか、だからこそ、私たちは、これからの子どものために、戦い続けると判事の執務室に向かって語りかけた。
今野原告団長は、呆れてはてても諦めない。これからもよろしく、とあいさつをした。
住宅追い出し訴訟の熊本さん、京都訴訟の上野さん、神戸訴訟の松本さん、神奈川訴訟の村田さん、6.17実行委から寺西さん、その他、千葉、埼玉、小平、国立市、東京の各地、高槻など、全国区で、抗議行動にご参加くださった。生田まんじさんの歌にも励まされました。子どもの未来を守る闘いは再稼働ラッシュの中でこれからが本番です。
イチョウもすっかり葉を落として、冬姿でしたが、春の新芽のための装いでもあります。新たな団結を確認しあう力強い最高裁前行動でした。
↓当日の様子(画像クリックでスライドショーが見られます)
当日の様子(動画)
https://drive.google.com/file/d/1uE9qA5bLBt7u0obsrxk1Ao3K_YcDqeEu/view?usp=sharing